ＮＰＯ法人だっことおんぶの研究所理事長である、園田正世さんを講師にお迎えして、だっこやおんぶが赤ちゃんにもたらす利益や基本的な抱っこの方法、また、日本と世界の抱っこの違いや歴史などをお聞きしました。続いて、災害時に小さい子どもを連れての避難所生活で役立つ知識のほか、災害用トイレとして使用済おむつを使用するなど実際に使用できる対応・対策などをスライドを利用してわかりやすく教えていただきました。
後半の約３０分は、長い布を使用して実際に体験をするための時間を設けられました。まず、先生が見本を披露し、そのあと、時間が多少オーバーしてしまったものの、すべての希望する保護者の方にご自分のお子さんでのだっことおんぶを体験していただくことができました。

講座の様子

参加者の感想

• 災害に備えようという気持ちが高まりました。今までは経費がかかるな、メンテナンスがめんどくさいなという気持ちでした。
• 実技があってとても良かったです。今回のように、子の発達を阻害しない、応援する抱き方、おんぶの仕方を知る機会が頻繁にあれば、今後の親御さんたちにも有効だと思います。
• 講座内容が大変勉強になった。託児があり、子どもを預けることができ講座に集中できた。
• 体験的できる時間もあってよかった。避難生活面で赤ちゃん連れの方への留意点など聞けたらよかったのでは？
• 防災の話だけでなく、だっこやおんぶの大切さを聴くことができ、夫にも聞いてもらえて良かったです。
• 抱っこの正しいやり方とメリット、必要性を知ることができた。