ワークライフバランスの啓発事業の中で、男性に向けての取り組みとして男性応援講座を開催しています。今回は、男性更年期外来をもつ石蔵文信さんを講師に迎え、男性の更年期を知ることで、心身の不調の要因を探るきっかけとしていだだきました。中高年期から老年期の人生サイクルのなかで、自分の心身を健やかに保つために実践すると良い、役立つ学びがありました。社会問題であるひきこもり、孤独死といったストレス社会で生きるうえで心がけていきたいこと、夫婦の対等な関係、定年後の居場所作りに必要なことなど、更年期とされる世代の方々には、一つひとつが興味深い内容となりました。
　この講座を通して、日頃から自分の心や体の健康について考えていただき、「自分の健康は、自分で守る」ことを意識していくことにつながる講座となりました。

講座の様子

参加者の感想

• 更年期という時期についてとても参考になりました。客観視して自分を見つめていこうと思いました。（40代）
• 今後の人生に大いに役立つ内容だった。わかり易い居場所探し、早めに動きたい。（60代）
• 支配的上から目線が一番妻が嫌がると聞き、なるほどと思った。「わしも族」という言葉を初めて知った。これが妻の亭主在宅症候群の原因になるとのこと。「おい」「おまえ」をやめて、名前で呼ぶこと。（60代）
• 学生の立場ということもあり、イメージしづらさがあると思ったが、講師がわかり易く、面白く話して下さったので理解しやすかった。（20代）
• いろいろあらためて考える時間といい情報を教えていただいた。（60代）
• 講座内容を活かしたい。またこのような講座を受けてみたい。