-
トップページ > 女性防災プロジェクト公開講座
「災害後の生活を立ち上げる『女性力』」
女性防災プロジェクト公開講座
「災害後の生活を立ち上げる『女性力』」
更新日:2017/10/29
開催日時 |
10月17日(火)18:00~20:00 |
---|---|
講師 |
岡本 正(銀座パートナーズ法律事務所 弁護士) |
地域の防災活動に女性の参画を進めるため、防災や減災についての基礎的な知識を学びながら、地域の活動に生かす方法を考える女性防災プロジェクト。6月からスタートし、現在参加者は4つのグループに分かれ、自分たちの不安や課題を解決するアクションプランを検討しています。
今回の講演会は、この検討の中で見えてきた課題である、災害後に日常をどう取り戻すのかというテーマでの開催となりました。
講師は、東日本大震災後に実施した無料法律相談に寄せられた被災者の声を、法律や制度の改正につなげる政策提言に関わった岡本正弁護士。
災害後の生活再建制度の知識の備えとして、日常生活の収入と財産、支出はどうなっているのか、被災したら、それらはどうなるのかを考える「防災の家計簿」の視点から、具体的な制度の説明があり、災害を自分事とすることの大切さについて改めて考えさせられる内容でした。
「知識を持っていることで、災害時の行動が変わる。知ることは、防災や減災につながる。」という講師の言葉に、多くの参加者が聞き入っていました。
今回の講座の内容は、今年改訂となった「南海トラフ地震に備えちょき」の49ページから51ページに掲載されています。参加できなかった方も、ぜひご覧いただき、知識の備えを始めてください。
講座の様子
参加者の感想
- どういう場合に、どういう制度を使うのかということが、よくわかった。周囲にも周知させたいと思います。いろんな情報に、自分からアンテナを拡げておく必要があると感じました。
- 生活の延長でイメージできたので、とてもためになりました。誰もが自分事としてイメージできる内容だったと思います。
- 生活再建は生きのこれば大切な必要なこと。日頃から考えておかなければと思う。
- 避難バックの中に通帳といった画を見ることがあったが、避難所では通帳がなくても本人確認ができたらお金を引き出せるということが衝撃的だった。