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防災講演会 これからの減災ケアとSDGs
非常時に「誰一人取り残さない」ために
【講座終了報告】
防災講演会 これからの減災ケアとSDGs
非常時に「誰一人取り残さない」ために
更新日:2022/10/09
開催 |
2022年10月1日 (土) 10:00 ~11:40 |
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講師 | 神原咲子(神戸市看護大学教授 / 高知県立大学看護学部 特任教授) |
この講演会では、ソーレ主催事業「女性防災プロジェクト」の講師を務めてくださっている講師に「防災・減災」と「SDGs」との関係について、これまで国内外で災害看護に取り組んできた事例を交えながらお話しいただきました。
講演を通じて、災害看護は人々が自らの健康をコントロールし改善できるようにするプロセスでそれぞれが「Well-being (ちょうど良い状態)」を維持することが大切であること、これからの避難所運営には看護の考え方、思いやりを持ち相互コミュニケーションをとりながら人間関係を日頃から作ることが必要なこと、さらに、水・貧困・ジェンダー問題など、SDGsの全ての目標は災害被害を少なくする「減災」、そして「非常時に誰一人取り残さない」ことにつながることを学びました。
講座の様子
参加者の感想
- SDGsは自分の生活に密接に関係していて、災害や防災を考える上で、とても大事であるということがわかりました。
- 災害が起きたときは、今足りている当たり前のものがなくなるため、SDGsの根本部分を考える必要があるとわかりました。もしもの時に人の力になれるようアイデアを考えていきたいです。
- 健康を維持していることがSDGsにつながるということが理解できました。「地球が病気になりつつある」という言葉でハッとしました。それに関することを子ども達の教育に入れ込んでいけたらなあと思います。
- 防災について、SDGsを使ってご説明いただき、社会環境のつながりの中でいろいろなことができそうなことがわかった。