この講座は、災害への備えはしたいけど、育児や、仕事・家事に追われ、なかなか取り組むことができない子育て世代を対象に、毎日の生活にも役立ち、すぐに取り入れられるおんぶや抱っこのコツ、離乳食にも応用できるパッククッキングといった防災にも役立つ知識を伝えるとともに、自分や家族の命を守るためにも、地域の防災活動へ参画することの必要性を感じてもらうことを目的に開催しました。
　当日は、まだ首もすわっていない小さな赤ちゃんから、やんちゃ盛りの３歳児までのママとパパ１６人が参加。 　前半は、おんぶ＆抱っこについて。講師から、子どもの重心はおへその上に等々、日頃から快適に行うコツを聞きながら、持参したスリングやさらし等を使った抱っこやおんぶの実践。「１年ぶりなんです」とスリングを戸惑いながら使っていたパパも講師からのアドバイスでコツをつかんだ様子でした。 　後半は、東日本大震災の被災地でも活用されたパッククッキングの実習。同じお湯の中で、五目チャーハンやスープ、蒸しパンの材料をゆでる間、「本当にできるのかな」と不思議そうな顔の参加者もいらっしゃいましたが、試食の段階ではあちこちから「おいしい」との声が聞かれました。 　実践を交えたおんぶ＆抱っこや、パッククッキングに、アンケートのコメント欄には「帰ったら実践します」との記載がたくさんありました。

講座の様子

参加者の感想

• おんぶにTryします。パッククッキングもやってみます。
• 忘れないように実践を続けていきたい。
• 身近なものを使って災害対策ができるので簡単でいいと思いました。