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「私たちから防災と減災と、その先を考える」(第4回)
女性防災プロジェクト
「私たちから防災と減災と、その先を考える」(第4回)
更新日:2020/10/29
開催日時 |
10月25日(日)13:30~16:30 |
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講師 |
神原咲子(高知県立大学大学院 災害・国際看護学教授) |
第4回目の女性防災プロジェクトは、「住民主体のプライマリーヘルスケア ~災害時の自立の重要性~」をテーマに、10月25日(日)13:30~16:30に開催(Zoom併用)しました。
前半の講義では、過去の災害に学んできた救助や消火活動などのマニュアルは整備されてきたが、高齢者や障がい者などの状況が災害時に刻々と変化し、必要となるケアもそれに伴い変化していくことが明らかになっているにもかかわらず重要視されておらず、災害時のガイドラインに載っていない。そのためみんなが必要な事、やらなければならないことだと認識していないことが問題であり、今後の課題であるという事を学びました。
また今回は、昨年度の修了生からローリングストックの必要性についての話もありました。
後半のグループワークでは発災から「時系列及び【自助・共助・公助】毎に考える必要なもの」をテーマに意見を出し合い、その後の発表で互いに感じた問題点や気付きを共有しました。
講座の様子






参加者の感想
- 防災・減災をすすめるにあたり、コミュニケーション能力が必要だということ。ワークを通して仲間と話をしていき、改めて大切だと感じました。一人では気付けないことを補ってもらったり、こうしたらいいよとアドバイスをいただける、この場がとても素敵でこれが地域に根付けばいいなと感じました。
- 災害時には我慢して当たり前ではなくて、避難時に少しでもストレスなく過ごせるようにすることが大切だと思います。そのためにも、生活者の視点やケアのあり方を多様な形で提供できるように考えていくことが求められると思いました。
- 災害が起こった直後と時間の経過や場所や状況によって、必要なものが違ってくることに改めて気づいた。
- なかなか災害後のことを自分の身に置き換えて考えられず、じっくりと本当に必要なのは何かを今のうちから現実として考えておかなければと感じた。
- 女性を取り巻く環境、コロナ禍での避難、ローリングストック大事なことが盛りだくさんでとても勉強になりました。