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女性防災プロジェクト「知って学んで考える、私たちにできる取り組みと支援」(第1回)

更新日:2021/05/30

開催日時 2021年5月15日(土) 13:30~16:30
講師 講師:神原咲子 (高知県立大学看護学部 特任教授)
ゲスト講師(1):西村浩代 (高知市防災対策部災害支援管理監)
ゲスト講師(2):加藤亜希子(慶應義塾大学環境情報学部講師 ※防災ヨガ講師)

 今年、5年目となった女性防災プロジェクトは「知って学んで考える、私たちにできる取り組みと支援」をテーマとして、女性の持つ力の活かし方、減災や防災につながる知識を学びつつ、「共に活動する仲間づくり」も併せてやっていきます。
 第1回は、「住民主体のプライマリーヘルスケア ~災害時の自立の重要性~」として、5月15日(土)13:30~16:30に開催(Zoom併用)しました。
 まず始めに、基調講演として「防災対策への女性の参画」として、今回のゲスト講師・高知市防災対策部災害支援管理監の西村浩代さんにお話いただきました。災害対策基本法整備とその流れ、災害対応の概要、国内の災害事例から得られた教訓のほか、女性職員が主となり、生活者の視点を盛り込んで作成した啓発チラシのイラストに「話し合いの進行役の位置に女性を描く」など、細かいけれども重要なことであるとして作成した事などを語っていただき、受講生の新たな気づきとなったようでした。
 続く、メイン講師の高知県立大学、看護学科特任教授である神原咲子さんの講義は、講師が滞在先から高知に来ることができなかったため、会場と講師の滞在先をつなぐ形でオンライン配信で行い、誰も取りこぼさない望ましい支援とはなにか?そして、公助・共助・自助、それぞれの重要性と、共助できる関係性構築の必要性や日頃からのタイムマネジメントの大切さ等を学びました。
 最後には、平成30年にこのプロジェクトの修了生メンバーで結成された、「こうち減災女子部」の活動紹介などを行いました。
 途中、休憩時間を利用して、慶應義塾大学環境情報学部講師であり、「防災ヨガ」を広める活動をされている加藤亜希子さんに、なかなか自由に体を動かすことができない避難所でもできるヨガを東京からオンラインで実演していただき、受講生たちは固まった体をほぐしていました。

講座の様子


写真1 写真2 写真3 写真

参加者の感想

  • 「知って学んで考える、私たちにできる取り組みと支援」研修内容どおり、知ること、学んで自分たちにできることを考えること。防災は女性特有の細やかな視点や気配り等を活かせることと活かしていかなければならない、ということを改めて感じた。
  • 防災対策への女性の参画の重要性について学べました。「生活者の視点が重要!!」「命を守るため、安心安全な避難生活をきめ細やかな女性の視点が必要!!」納得しました。
  • 法整備の流れと行政の取り組みについて理解できた。防災対策に「生活者(女性)」の視点が必要であることを再認識できた。
  • 女性の声は届かず、どのようにすれば届くのか。生活者の視点で考え、伝えていく必要があるということが、印象に残っている。
  • 今日お話しいただいた内容が防災対策の基になっているということ、行政ではどのような活動をされているのか、計画はどうなっているのか、等については理解することができたのでよかったです。ただ、インプットすることばかりになり、学んだ内容を踏まえてアウトプットをその場で近くの方と共有するなどできれば、もっと有意義なものになったと思います。


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