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女性防災プロジェクト -私たちにできること-(第3回)
【講座終了報告】
女性防災プロジェクト -私たちにできること-(第3回)
更新日:2022/08/04
開催 |
2022年7月30日 (土) 13:30 ~ 16:30 |
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講師 | 神原咲子さん (神戸市看護大学教授/高知県立大学看護学部特任教授) |
講座前半は、高知市潮江地区の潮江防災士会が作成した津波避難経路やその状態などを詳細に記した「潮江地区津波ハザードマップ」を見ながら、自分たちの地域で作成することを考えたときにどう活かすことができるのか、またどのように改良できるのかなどを考えました。その後、潮江地区の地図を使い浸水を想定して、自分たちが考える避難所マップを作成し、各グループ毎になぜそうしたのか、またどのような工夫をしたのかを発表しました。
後半には2~3人が1組となって「被災者」と「支援者」に分かれ、災害時どのような困難が想定され、その時どう対応すればいいのかを様々なシチュエーションで考えて、グループ毎に発表し、対応の難しさを共有しました。
講座の最後にはこうち減災女子部から「 災害が起きたときのトイレのはなし」と題して、備蓄トイレの必要性などの話がありました。
講座の様子
参加者の感想
- 前回に引き続き、実際に地図を広げてやることでリアリティがあった。やはりトイレ問題は必須ですね。もっと知識を得たいと思います。
- 「女性のみの避難所」と言っても様々な問題に直面することが分かった。様々な人にそれぞれに合った対応をしなければいけないのかが、すごく難しいことを改めて理解した。
- ハザードマップは,見て「ここは浸かる、ここは浸からない」ということしか考えてなかったように思います。「逃げた後どうする?」というのも、改めて考えていかないといけないなと感じました。
- 自分が想定していること以外の要望や困りごとが出た時は、対応が特に難しかった。ロールプレイをして色々な人や状況があることを知れた。災害時の状況や受け入れについて、イメージしやすかった。
- ロールプレイ体験で立体的に学ぶことで、防災について考えるきっかけになりました。この体験を持ち帰って、家族とも改めて避難や備蓄について話し合おうと思いました。
- 講師の先生から学ぶ、気付く(気付かされる)という形の受講(受け身)を期待していたので今回のような形態のは難しい。