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令和4年度男女共同参画講座 ジェンダーカフェ 第4回
【講座終了報告】
令和4年度男女共同参画講座 ジェンダーカフェ 第4回
更新日:2022/12/13
開催日時 |
2022年12月4日(日)13:00~16:00 |
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講師 |
筒井 秀一(高知市立自由民権記念館館長) 濵田 実侑(同館学芸員) |
「近代高知の女性 -資料にみるそのすがた-」をテーマとして開催しました。
筒井館長からは、土佐の自由民権運動が行われた背景や、どのように展開されていったのかなど歴史についてお話していただきました。
続いて濵田学芸員からは、自由民権記念館が所蔵する高知県の女性資料の中から、日本で初めて女性の立場から女性の選挙権を訴えた楠瀬喜多(通称「民権ばあさん」)の願書や、岸田俊子、吉松ます、細川雅の書簡などが紹介されました。それらの資料を見ながら、明治期の女性たちを「政治」と「教育」の2つのテーマから考察。当時の女性が置かれた状況、行動や思想について解説していただきました。
その後、「今、自由民権運動を学ぶ意義」について、参加者同士で話し合い、グループごとに発表。
筒井館長から、歴史を学ぶことは、今を知ることにつながるのだと、近代史を学ぶ重要性についてお話がありました。
講座の様子
参加者の感想
- 自由は土佐の山間より、は山村からではなく土佐全体から自由が出たのでは。
- 楠瀬喜多の参政権について、日清戦争以前の時代に女性から行動が「すごい」。四民平等の令が根底に土佐には流れているのかな。
- 民権運動の歴史を久しぶりに体系づけて学ばせてもらい、ありがたかったです。高知県下の女性の活躍をさらに掘り下げて見せてもらって感謝です。
- 大変勉強になりました。これをきっかけに、さらに詳しく知りたいと思うようになりました。