師走の日曜日、熱心な受講者が大会議室に集まりました。性同一性障害の方が思春期・青年期にどのような困難を経験するのか、どのような対応が望まれているのか、データをふまえて説明して頂きました。ジェンダーに配慮したトイレの話を例に、社会の制度を変えることと、人の意識を変えることは車の両輪で、両方が大切とのこと。また、性同一性障害の方々が、進学・就職・結婚などを含めたライフプランが立てられるような社会という視点が提示され、私たちの社会の現状を考える良い機会となりました。

講座の様子

参加者の感想

• 様々なデータが示され、説得力のある話でした。
• 医療的な視点からの話がきけてよかったです。
• 一番大事なのは“ふつうであること”。このことばが胸にストンと落ちました。