女性が自身の身体や心の状態を安全に保ち、自分で選択して健康に生きる事を考えるための講座を開催しました。
情報過多の現在ではネット検索で知りたいことを簡単に得ることが可能ですが、その情報はどこから出ているのか、信頼の置けるものか、まことしやかに語られる都市伝説のようなものまで様々な情報があふれ惑わされます。けれど『正しく知る』ということは、身体を守ることに繋がっていると産婦人科医である講師のお話でスタートしました。「生理と上手につきあう」「これって妊娠？？」「更年期を乗り切ろう！」などの内容で、思春期から更年期まで身体の移り変わりや女性ホルモンとの関係を学び、普段、自分たちが直面するいろいろな心配事や疑問について実例も交えて詳しく解説していただき、10代から70代までの参加者の方々が熱心に耳を傾けていました。改めて正しく知ることの必要性とともに自分の身体の声を聞くことの大切さを考えることができました。

講座の様子

参加者の感想

• 自分の体のことはきちんと理解しておきたいと思い受講した。自分が教えられてきた性についての学習はまだ性がタブー視されており、男女別れて聞くものだったので、学びなおすことが大事だと思った。(２０代）
• 生理、生理痛があることは仕方がないことで、我慢しなくてはいけないことだと思っていたが、ライフスタイルに合わせて薬を使ってコントロールしていくことも選択肢の１つだと知れた。いろいろな世代の人が体や心のことで悩んでいることが分かって、自分だけではないと気が楽になりました。（３０代）
• 更年期真っ只中の年代です。むやみに恐れるのではなく、正しく知る必要性を感じました。(５０代）
• 科学的に詳しくわかり理解ができました。世代限定の話ではなく女性の一生を大きくまとめたお話で大変勉強になった、孫や娘に今日の話を参考にして伝えたい。（７０代）