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令和6年度ワーク・ライフ・バランス事業 大学生向けキャリア形成支援
「女性の職業生活を通じた自己実現」
【講座終了報告】
令和6年度ワーク・ライフ・バランス事業 大学生向けキャリア形成支援
「女性の職業生活を通じた自己実現」
更新日:2024/06/26
開催 | 2024年6月12日(水)10:30~12:00 |
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講師 | 長澤 紀美子(高知県立大学社会福祉学部教授) |
ソーレでは、大学と連携した事業を行っています。
高知県立大学永国寺キャンパスで開催した今回の事業では、二人のロールモデルから「女性の職業生活を通じた自己実現」というテーマで、学生にお話しいただきました。
高知新聞社の松田さやかさんからは、女性の新聞記者というマイノリティの立場から感じた葛藤や、これまで取材し発信してきた様々な問題、メディアの現場における多様な視点の必要性についてお話を伺いました。
WEBデザイナーの岩神美紀さんからは、大学卒業後に都内で編集の仕事を経験した後、高知で10年間農業に従事し、その後、未経験のWEB業界へ転身したご自身の経験を踏まえながら、社会で働いている現役の先輩としてたくさんのエールをいただきました。
その後、学生たちは、お二人の話から感じたことや、女性がワーク・ライフ・バランスを実現しながらキャリアを達成していくために大切なことや課題について意見交換をしました。
参加者の感想
- 実際に社会を経験した方の話を聞けて、ジェンダー問題が如何に身近にあるのかという事が分かりました。
- 女性が働くこととワークとライフのバランスを社会で生きていく中で取る事の難しさを感じました。
- お二方とも自分の仕事に誇りをもっているように感じ、生き方がかっこいいと思った。女性が働きやすい環境を整えるためにも、1人ひとりの意識を変化させることが大切だと思う。
- 女性だから、男性だから、という性別での偏見を無くす事が重要な課題であり、その為には男女間、あるいは古い価値観を持っている年齢と現代のジェンダー観を持っている年齢層との現代の価値観における相互理解が必要だと思う。
- パートナーと理想のライフスタイルやキャリアプランを話し合い、助け合うことが大切であると考える。また、多様な立場の人が一緒に働き、誰もが意見を主張できて働きやすい環境づくりが大切であると思う。そのためには、まずは一人一人の意識が重要なカギであると考える。