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【講座終了報告】
休眠預金活用事業 令和6年度女性防災プロジェクト 
-わたしたちで守る!高知の未来-
第4回 被災地視察

更新日:2024/08/06

開催 2024年7月19日(金)~7月21日(日)

現地研修講師

大内 幸子講師

(せんだい女性防災リーダーネットワーク代表)

佐藤 美嶺講師

(せんだい女性防災リーダーネットワーク青葉/仙台市地域防災リーダー(SBL))

女性防災プロジェクトでは、ソーレ・県東部の両会場から計30名の受講生が参加し、7月19日(金)から7月21日(日)までの日程で宮城県の東日本大震災被災地視察を行いました。


初日の南三陸町では、上山八幡宮の禰宜、工藤 真弓さんの震災前後の地域活動への取り組みのお話しを伺い、語り部ガイドによる旧防災対策庁舎等の見学を行いました。その後、「南三陸311メモリアル」を見学。さらに、従業員らの適切な判断により屋上に避難した約330名が助かったホテル観洋(民間)の震災遺構「高野会館」の内部を実際に見学しました。


2日目は午前中に、在校していた児童や避難してきた住民らが適切な判断と避難行動により、全員無事だった「石巻市震災遺構 門脇小学校」を視察。これまでの報道などで見知っているつもりであった受講生も遺構と展示物の前に言葉をなくし、生き残るための工夫を学びました。施設内の多目的学習室にて振り返りを行いましたが、他の受講生の発表を聞いてから、再度全員が館内へ戻り、改めて他の視点に立った学びを得ました。
また、同日午後は仙台市男女共同参画推進センター「エル・パーク仙台」を訪問。震災時のセンターの状況や、その後の女性支援の取り組みなどについて、職員の方からお話しを伺いました。


夕方からは大内 幸子氏(せんだい女性防災リーダーネットワーク代表)と、佐藤 美嶺氏(せんだい女性防災リーダーネットワーク青葉/仙台市地域防災リーダー(SBL))を講師にお招きして、仙台市内にて研修を行いました。
研修後の交流会には、自治体職員の震災記憶と教訓を継承する活動を続けているグループ「Team Sendai」から、鈴木有美さん、柴田恵美さん、藪内しずかさん、佐藤亜矢子さんが参加して下さり、活動の紹介と震災の記録を朗読。受講生たちは車座になって聴き入りました。


最終日には仙台市男女共同参画推進センター「エル・ソーラ仙台」にてエンパワメントによる自己紹介や、視察の振り返りとそれをどう活かしていくかについてのグループワークを行い、今後の活動の計画を共にする仲間たちとの貴重な時間となりました。


被災地視察1 被災地視察2 被災地視察3 被災地視察4 被災地視察5 被災地視察6 被災地視察7 被災地視察8 被災地視8 被災地視察9 被災地視察10 被災地視察11

参加者の感想

  • 被災地の実際や、震災遺構などを直接自分の目で見ることで、被災当時の状況や携わられた方々の苦労や葛藤への理解が深まったことはもちろん、語り部の方や講師の方々から直接お話を聞けたことは、その言葉の熱量や話して下さる方の温かさを感じることができて、大変勉強になりました。
  • 3.11から13年。全国の被災地は何度か視察したが、実際に自身が被災し今なお中心となって防災活動を継続、その経験を伝え続けている語り部や講師の先生方の生の声を聴けて良かった。特にTeamSendaiの朗読は、皆の心に響いたと思う。朗読を聞いて、各々感じ方は違だろう。そこが良い。また朗読は、誰にでもできるだろうが、自治体職員として実際に経験し、いろんな方に聞き取りを行い、それを後世に伝える取り組みには意義があると思います。遠く高知からもエールを送りたい。
  • 事前に視察に行く場所などをインターネットで調べていました。やはり、直接、行って見学する。直接、語り部さんの話を聞くことで、すごく心に響き、自分の地域で今できる事を考え行動を起こしたいと思いました。


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