-
トップページ > 【講座終了報告】
令和7年度ワーク・ライフ・バランス事業 大学生向けキャリア形成支援
「女性の職業生活を通じた自己実現」...
【講座終了報告】
令和7年度ワーク・ライフ・バランス事業 大学生向けキャリア形成支援
「女性の職業生活を通じた自己実現」...
更新日:2025/07/02
開催 | 2025年6月18日(水)10:30~12:00 |
---|---|
講師 | 長澤 紀美子(高知県立大学社会福祉学部教授) |
ソーレでは、就職やこれからの人生設計を考え始める学生を対象に、「自分らしいキャリア」について考える機会として、大学との連携事業を実施しています。
今回、高知県立大学永国寺キャンパスを会場に、今年入学された1回生から卒業を控える4回生までが参加しました。
前半は、「女性の職業生活を通じた自己実現」というテーマで、ロールモデルのお二人にお話しいただきました。
高知新聞社の門田朋三さんからは、「男社会」的な働き方が中心の職場で女性の新聞記者という立場から直面してきたハードルや、独身時代と出産後の働き方で、子育てと仕事の両立で生じる葛藤など、職業経験を積み上げるなかで変化したジェンダーの視点をお話しいただきました。
WEBデザイナーの岩神美紀さんからは、都内での雑誌編集者を経て、地元の高知に戻り10年間農業に従事された経験、その後、子育てと仕事の両立を叶えるため、一念発起して未経験のWEB業界へ転身し、さらに起業に至った経緯など、変化する人生の舵とりを自分で決断していくことなどお話しいただきました。
お二人からは、これまでのキャリアの歩みや、困難を乗り越えてきた経験、仕事を通じて得られたやりがいや学びについて、具体的かつ率直に語っていただき、大変有意義な時間となりました。
後半は、お二人の話から感じたことや、女性がワーク・ライフ・バランス(WLB)を取りながら、自身キャリアを追求、達成する際の課題や大切なことについて意見交換をしました。
参加者の感想
- お二方とも、仕事で十数年キャリアを積んでから出産や農業など新しいことに進み、世界が変わったと仰っていたことが印象に残っています。ジェンダーも年齢も関係なく、様々なタイミングや選択・決断が重なって人生は作っていくものなのだと思いました。
- 女性としての働き方や子育てについて、プラスなイメージが持てるようになった。正直女性の生き方というより、1人の人間の生き方として尊敬できることがたくさんあり、考えるだけでなく行動に移せることが大切なのかなと感じた。自分は一歩がなかなか出せない性格なので、最初からできないとあきらめず勇気を出して色々な事に挑戦していきたいと思う。
- ゲストスピーカーのみなさんが自分の仕事に誇りをもっているように感じ、生き方がすばらしく尊敬できると思った。女性が働きやすい・生きやすい世界にするためにも、さらにひとりひとりの意識を変化させることが大切だと感じた。


