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企画展「天国とつながるお手紙展」
【講座終了報告】
企画展「天国とつながるお手紙展」
更新日:2025/08/22
開催 | 2025年7月14日(月)~8月17日(日)15:00 |
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2024年10月、福井県敦賀市に「天国とつながるポスト」が設置されました。
このポストは、関西学院大学「悲嘆と死別の研究センター」センター長・坂口幸弘さんと、同センター客員研究員・赤田ちづるさんによって設置されたものです。これまでに、全国から約200通のお手紙が寄せられています。
今回、そのお手紙の展示を、全国で初めて高知県で開催しました。
本展では、亡き人へ宛てたお手紙のほか、関西学院大学の学生有志による動画・絵本『パパとママはね…』、そしてグリーフケアに関する資料を展示しました。
また、会場内にも「天国とつながるポスト」を設置し、来場者の皆さまが自由に亡き人への思いを綴れるようにしました。会期中には、多くの方から新たなお手紙が寄せられました。
多くの皆さまに関心をお寄せいただき、ご来場いただいた本展。
大切な人を失った悲しみに向き合いながら、今を生きるためのヒントとなることを願い、終了いたしました。
これらのお手紙は、今後、福井県や千葉県など、他県で開催予定の「お手紙展」で紹介されることがあります。
なお、すべてのお手紙は展示終了後、「悲嘆と死別の研究センター」でお焚き上げが行われます。
【共催機関】
(公財)こうち男女共同参画社会づくり財団
高知県立精神保健福祉センター
(公財)日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団
関西学院大学「悲嘆と死別の研究センター」

参加者の感想
- 今まで亡くなった恋人に手紙を送ることができませんでしたが、今回の展示をきっかけに書くことができてよかったです。
- 夫を亡くし、ただ生きているだけの日々を過ごしています。周りに同じ思いをしている人がおらず、気持ちを共有できる場所があればと思っていました。このような企画は、生きる励みになります。
- 家族を亡くしてつらく、後悔ばかりで苦しいときがあります。どう乗り越えればいいのか分かりません。私も手紙を書いてみたいと思います。
- 子どもを亡くしました。今でも子どもを探し求めてしまいます。それでも、私が生きている限り、世の中に生かされているのだと思い、頑張っていきます。