-
トップページ > 【講座終了報告】女性防災プロジェクト2026
わたしたちで守る!高知の未来
(第2回)防災への多様な参画
【講座終了報告】女性防災プロジェクト2026
わたしたちで守る!高知の未来
(第2回)防災への多様な参画
更新日:2026/06/19
| 開催 | 令和8年5月24日(日) 13:00~16:00 |
|---|---|
| 講師 |
大槻 知史講師 (高知大学 地域協働学部/防災推進センター 危機管理分野) |
5月24日(日)、女性防災プロジェクト2026第2回講座を開催しました。
今回のテーマは「防災への多様な参画」。大槻講師は、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉をもとに、敵=自宅や職場周辺などの災害リスクと、己=自分や家族の暮らし方や弱み・強みを知り、災害発生後に何が起こるかを具体的に想像することの大切さを伝えました。
また、「知っちゅう」を「備えちゅう」に変えることが防災であるとして、家具の固定や飛散防止フィルムの設置、避難動線の確保など、今すぐ取り組める備えについて学びました。
後半は、「一般的な住民なんて人はいない!」をキーワードに、高齢者や障害のある人、外国人、性的マイノリティなど、多様な人々が避難所で抱える困難について考えました。グループワークでは、それぞれの立場に立って必要な支援や活躍できることを話し合い、「防災は特別なものではなく、日頃から多様な人の幸せや尊厳を守ることの延長線上にある」という学びを共有しました。
受講者からは、「防災用品を準備して安心していたが、家具の固定や家の中の安全対策を見直したい」「地域とのつながりやコミュニケーションの大切さを再認識した」「避難所にはさまざまな背景を持つ人が集まることを意識したい」といった声が寄せられました。また、「『知っちゅう』を『備えちゅう』に変えるために、まずは我が家の備えを見直したい」という感想も聞かれ、学びを具体的な行動につなげるきっかけとなる講座となりました。
ソーレ会場の様子
サテライト会場の様子(四万十市総合文化センター しまんとぴあ)
参加者の感想
- 映像で見た東日本大震災の揺れはやはり激しくて長かった。知ってたはずなのに、怖くて想像(想定)を甘くしていたのかもしれない。現実も受け止めながらできる事をその時に始めていくべきだと学んだ。
- ジェンダーについて考えさせられることが多いし地域でもつながりがあればいつも、もしもに結びつけることこができること常に最初の想像にもどすことができるんですね。
- 災害時が特別ではなく、日頃から地域とつながる、人をよく見ることを続けて行くことが防災につながると感じた。
- 限られた時間の中で要点を即時判断・現状把握できるようにと学びながら、それが災害有事の際の判断・行動につながると気づきました。
- ジェンダーを含め、避難での個人的な困難や悩みを防災知識でどこまで支えるか、境界が必要ではないかと感じた。心理学や医療の専門職ではないので、そうした窓口に繋げられる防災活動や組織の方向を見つけたいと思う。