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2015年2月1日発行メールマガジンより

更新日:2015/02/01

今回のエッセイは、いの町議会議員の森田千鶴子さんからのバトンです♪

筆者

ソーレ相談員

「話して、放せる場所」を目指して

 あなたは何か悩み事がある時、誰かに相談しますか?それとも、一人で答えを出しますか?苦しい時や悲しい時、その気持ちを誰かに話すでしょうか?
 相談室を初めて利用される方から、「こんなことでも話して構いませんか」とか「見当違いかもしれないけれど、聞いてもらっていいですか」などと尋ねられることがありますが、ソーレの相談室では、どのようなことでもまずお話を聴かせていただいています。困った時や迷った時に、解決のための入り口となれたら、という思いでお聴きしています。
 以前、相談員の研修で講師から「話すことは、手放すこと」という言葉をお聴きし、とても印象に残っています。話をすることで、自分の中にある苦しみや悲しみ、嫌な思いなどを手放すことができる、という考え方です。例えば、大きな悲しみを一人で抱え込んでしまうと、その「思い」に圧倒されてしまうことがあります。それを言葉に出して誰かに伝えることで、自分から手放していくのです。災害後のPTSDは、できるだけ早期に思いを吐き出せると回復が順調なのだそうです。
 また、日常の小さなストレスでも、溜め込んでしまうと大きなものになってしまいます。そうならないように、ストレスを小出しに手放していくことが大切です。身近な家族や友人に話せることもあるでしょう。反対に、身近な人だからこそ話せないことがあるかもしれません。そんな時は、是非ソーレの相談室をご利用ください。秘密は守りますので、安心してお話しいただければ幸いです。
 「話をする」ことは、案外に色々な効果があるように感じます。思いを手放す他にも、言葉に出して確かめることで、自分の気持や考えを整理できます。逆に、話している内に自分でも予想しなかった言葉が出てきたり、新しい考えが浮かぶこともあるのではないでしょうか。相談をお聴きしていると、よく相談者の方が自身で解決法を見つけられます。ご相談いただく内容は人それぞれですが、自らの「思い」を言葉にして伝えるという過程を通して、どなたもが自分らしい答えに辿り着いているようにも感じるところです。人には本来、自分で道を切り拓いていく力がある、という逞しさを嬉しく思うことが何度もありました。
 だからこそソーレでは、何よりも相談者ご本人がどうしたいのかを大切にしています。「思い」へ寄り添い、お聴きすることで、その方らしい選択へ繋がるようにと願いながら、日々の相談をお受けしています。
 まず話してみませんか?
 皆様が思いを手放し、自分自身を解き放せるような場所を目指しながら、相談室でお待ちしています。




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