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「私たちから防災と減災と、その先を考える」(第1回)
女性防災プロジェクト
「私たちから防災と減災と、その先を考える」(第1回)
更新日:2020/07/21
開催日時 |
7月19日(日)13:30~16:30 |
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講師 |
神原咲子(高知県立大学大学院 災害・国際看護学教授) |
今年、4年目に入った女性防災プロジェクトでは、減災や防災につながる知識を学びながら、「私たちにできることを見つける」「共に活動できる仲間づくり」も併せてやっていきたいと考えています。
まず神原講師から、新型コロナウイルス感染症が再拡大してきつつある中で、災害が起きたときに何に気を付けなればならないのか、日頃から気を付けるべきポイントも併せてお話をいただきました。 「講師の新型コロナウイルス感染症と避難生活」に関するお話は、7月号の「ソーレ・スコープ(第93号)」の4ページにも掲載されています。 こちらを是非ご覧ください。
その後は、住んでいる地域が近い方同志でグループを作り、「分散避難」という考え方を盛り込んだ、ひと味違う方法でHUG(避難所運営)ゲームを行いました。参加者は最初こそ戸惑っていましたが、次第にグループ内意見交換をしながら避難所運営の難しさを学びつつメンバーとも打ち解けていくなど、有意義な時間を過ごしました。
講座の様子
参加者の感想
- 分散避難ではそれぞれ思うような支援がないことを気づかされました。講座で勉強したことをしっかり覚えて、家族にも教えてあげたいと思います。改めて防災の大切さを学びました。
- HUGゲーム、とても大変でしたが気付きがたくさんありました。コロナと避難についても、もっと学びたいと思いました。
- 講座を聞くだけでなく、実際にシュミレーションすることで、気づいたり考えたりすることがいっぱいありました。
- 実際その場にいないと気づけないことが多いのだと思いました。
- 多くの女性防災リーダーさんや、活動に興味を持たれている方と交流しつつ意見交換ができた。状況を判断し、自己決定する大切さを改めて実感した。現在の防災活動の中に、女性・生活困難者の立場に立った避難所運営やその後の復興支援につなげていきたい。
- 地域の防災訓練などには参加しているが、男性中心の運営であったり参加者が限定されていると感じており、多様な視点や他地域での取り組みについて学び、今後の活動に活かしたいと思っています。
- 避難所に避難するのが「避難」と考えていました。これからは分散避難を想定するのが基本になる、という点が印象的でした。