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【講座終了報告】防災教室『未災地ツアー』&女性防災プロジェクト2025フィールドワーク
更新日:2025/06/19
開催 | 2025年6月15日(日) 9:30~13:30 |
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講師 |
山﨑 水紀夫 (さんすい防災研究所代表) |
高知市三里地区を実際に歩き、被災時のイメージをつかむ『未災地ツアー』を行いました。
※この防災教室は女性防災プロジェクト2025のフィールドワークを兼ねており、防災教室の参加者10名と女性防災プロジェクト2025の受講生26名が参加・受講しました。
開催日前日までの大雨もあがり、開催当日は久しぶりの晴れとなりました。
ソーレ近くの旧イオン旭町店前バス停からバスに乗車。三里へ移動する車内では、山﨑講師から防災用語についてレクチャーを受け、その意味を再確認。資料をもとに被災時の人の心理や避難行動、またフィールドワークにおいてチェックすべきポイントなどを学びました。
三里中学校前のふれあい広場でバスを降車し、現地ガイドのふぁーまー土居さんらと合流。2班に分かれてスタートした『未災地ツアー』では、地域のリスクと強み・活かせるところは何かをチェックしながら生活道を歩き、江戸時代の南海地震の記録が碑に残る仁井田神社や、神幸道津波避難タワーを見学しながら、三里ふれあいセンターに到着。
参加者たちは『未災地ツアー』で三里を歩いて気づいたこと、自分の住む地域の弱点や危険だなと思うこと、自分の住む地域の強み地域活動の実際について各自で考えたことを付箋に書いて掲示しました。
続いて、地元で活動する土居さん・十津地区で活動する丁野さんのお二人から日常的な防災への取組などについてお話をうかがいました。
その後、参加者たちはグループに分かれて『未災地ツアー』で学んだ内容から、自分の地域で活かせることについて意見交換を行いました。
帰りのバスの中では質疑応答があり、各自の感想や意見、情報交換も行われ、熱気冷めやらぬまま帰着。講座は終了しました。







参加者の感想
- 暑い日中 あれほど歩くことはないですが、「災害時なら」と仮定して頑張りました。前日まで 体力や準備品も万全に構えることで 普段からいつでも行動を起こせる気持ちを経験しました。
- 県内でも防災に取り組む人がたくさんいて、先頭に立つだけでなく、周りで支える人や、意識を持つ人も大事だと思いました。もちろん、先頭に立つ人は、男性だけでなく、女性も引っ張っていくことができるということがわかりました。
- みなさんとても意識が高くてびっくりしました!地域の人たちと密な交流を取りながら、被災後のことをしっかり考えていこうと思いました。まずは枕元に靴を置いて寝ます!
- 種崎で生まれましたので、地域に関心がありました。女性が先行する企画に敬意を表します。
- 自分の地域だけでなく、いろんな地域を知ることで、いろんな地域の取り組みがわかり、自分の地域に足りないところや自分の地域の強みがわかることができた。自分の地域もだけど、他の地域を知ることが大事だと思いました。