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「災害がおきたとき、活かす私のチカラ 」(第1回・公開講座)
女性防災プロジェクト
「災害がおきたとき、活かす私のチカラ 」(第1回・公開講座)
更新日:2017/06/22
開催日時 |
6月3日(土) 10:00~16:00 |
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講師・コーディネーター |
講師:窪田 佳史 (高知県南海トラフ地震対策課長) (減災と男女共同参画 研修推進センター共同代表) (高知県立大学大学院看護学研究科 准教授) |
地域の防災活動に女性の参画を進めるため、防災や減災についての基礎的な知識を学びながら、地域の活動に生かす方法を考える女性防災プロジェクト。
6回連続講座の初回は、公開講座として、たくさんの方にご参加いただきました。
午前中の講演では、高知県が作成したばかりの「南海トラフ地震に備えちょき」の内容をもとにして、高知県における災害のリスクとその対策方法を説明。
その後、過去の災害において男女や立場によりどのような困難や生きづらさがあったのかを踏まえ、災害後の生活においては、日々の育児や介護を含めた暮らしの中で培われた家庭生活の知恵や経験がいかに必要なのかを説明。日常の地域活動や防災活動に女性が参画することの必要性を感じさせる内容でした。
午後は参加者が7つのグループに分かれ、15年後に大規模災害が発生したとの仮定の中で、現状の課題とその解決策について話し合いました。各グループ、和やかな雰囲気の中、休憩も取ることなく、熱心に取り組み、7つのグループから「シングル女性のための孤立しないために」「防災食」「元気で生き延びるために」「当事者の声を届けるために」「近所が助け合うために」 「防災士等の連携」といったテーマで発表がありました。
講座の様子
参加者の感想
- 避難した際の女性用品のことなど、今まで聞きたかったけど聞きけなかったことが聞け、本当に良かった。男性が中心となり動くよりも、女性も声を上げて共に動くことが必要だということが印象に残った。
- さまざまな世代の人とお話できたことで、自分の中では解決しないことを、少しいい方向に向かっているような気がします。
- その時その時ではなく、普段からの地域での関係が大事になると思った。