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ダイバーシティ推進講座
ひらく・ひもとく結婚制度 
~LGBTという言葉の前からあった、多様な生き方・家族の形~

更新日:2019/11/08

開催日時

10月27日(日)13:30~16:30

講師

牧村 朝子(文筆家)

 この講座は、コンテンツ配信サイト「cakes(ケイクス)」や、「note(ノート)」にエッセイや記事を書かれている、文筆家の牧村朝子さんをお迎えして開催しました。
 最初は、日本の結婚制度の歴史についての話から始まり、海外でLGBTの言葉が生まれた歴史のお話がありました。その後、”おらんくをひもとく”として、郷土史資料から見た地元高知の婚姻制度のお話の後、地元新聞記事の紹介と講師の解釈があり、最後に自分たちの周りの事例や自分自身の考えなどをグループワークを行って共有しました。  3時間という長丁場の講座にもかかわらず、牧村さんの明るい語りに、参加者はみんな引き込まれ、時折笑いがおこるなど終始楽しいムードで行われました。また、質疑応答タイムには多くの参加者から質問が寄せられ、テーマへの関心が高いだけでなく、講師による講座内容への引き込み方も素晴らしかったことが伺われ、非常に充実した講座となりました。

講座の様子


講座風景 講座風景 講座風景

参加者の感想

  • わかりやすく面白く解説してくださった。前に進むためには振り返りすることが必要、という言葉が心に残った。
  • 今ある結婚制度やあり方について、今一度考えることができ、新しい情報をたくさん得ることができた。”おらんくをひもとく”、郷土、身近なところに同性愛に関わる記事があることに驚いた。
  • 少しずつでも社会は変わっていくということがわかり、自分が今願っていることが社会的に認められていなくても、いつか容認されると思えた。
  • SOGIに当事者はいない、私もSOGIの一人です、という言葉が印象に残った(うれしいな~)。
  • 昔の高知新聞を読んでみたくなった、時間があっという間でした。
  • LGBTの方が受けてきた差別や苦しい歴史を学び、今も当事者が苦しみ自死にまで追い込まれているということに”歴史は繰り返す”のではなく、人間が理解を怠り同じ間違いを繰り返しているのだなと強く思いました。同じ過ちを犯す人間にならないように、今日学んだこと・感じたことをしっかり自分の中に落とし込んで当事者として、そして一人間として生きていこうと思いました。
  • 先生の(自由で軽く)楽しげに語る様子が、講座のテーマにもあっていて自分が生きやすいあり方でいいんだよ、という発信をもらったように感じました。とても楽しい時間を過ごせました。私の中でLGBTに類することは身近ではありませんでした。でも知らないところで命の危険も感じている人もいるかもしれないと感じました。子供が二人いますが、その子たちもそうした葛藤を感じることがあるかもしれない、子どもにも周囲の方にも「そのままでいいんだよ」というメッセージを出せる人間になれたらいいなと思いました。


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