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女性防災プロジェクト「知って学んで考える、私たちにできる取り組みと支援」(第3回)

更新日:2021/07/17

開催日時 2021年7月17日(土) 13:30~16:30
講師 講師:神原 咲子(高知県立大学看護学部 特任教授)
ゲスト講師:岡﨑千佳 ((シドニー行政書士事務所)

 第3回目の女性防災プロジェクトは、「災害後の生活をイメージする ~災害リスクを可視化(目黒巻きの作成)~」として、7月17日(土)13:30~16:30に開催(Zoom併用)しました。
 まず、神原講師から先日熱海で起こった豪雨災害被害から考える私たちが行っていくべき支援についてお話がありました。
 その中でも、「誰が配慮者で、誰が要配慮者」というように分けるのではなく、皆が互いに配慮し助け合うことの大切さ、また、復興するためには、健康的な(ここで言う健康的とは、肉体だけでなく、精神、社会的、全てが満たされている状態)コミュニティの管理をできる人になって欲しいというメッセージを受け取りました。
 ゲスト講師は女性防災プロジェクトの第1期生であり、防災士の資格を持つ行政書士の岡﨑千佳さん。「被災後の生活再建に関する基礎知識」と題して、被災した後に必要な手続きや、行う際のポイントなどを教わりました。「被災後の生活再建に関する基礎知識」と題して、被災した後に必要な手続きや、行う際のポイントなどを教わりました。
 後半には、神原講師と減災女子部らが考案したツール「めぐろーる」を使用して個人ワークを行いました。まず神原講師が設定した「災害下」で、自分がどのように行動するのかを考えたあと、その気付きを発表。受講者は、同じ状況下でも各々の置かれている状況(自宅の場所、家族構成など)によって対処方法が異なることを認識し、また知識共有を行いました。

講座の様子


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参加者の感想

  • 難しいが、被災後のインクルーシブ、レジリエンス、コンピテンシー、聞き慣れない言葉だが、その意味、役割、重要性を知った。日頃からの認識が来たるときの災害での明暗を分ける。実に意識することが大事と思いました。テーマ的には地域の人々との連携だと思うので、その意識を地域で共有したい。
  • お二人の講師のお話を大変興味深く聴かせていただき、重要な学びの機会に恵まれたと感じています。めぐろーるの体験は、今後防災を考えていくための私の出発点になると思います。
  • 地域の人を巻き込んで、健康なコミュニティを管理することの大切さ、を意識することが求められているな、と。1人ではできることではないので、同じ思い、同じ認識を持つ人が1人でも増えれば良いなと思いました。
  • 知識を知っているだけではダメだというのを実感しました。行動化していこうと思いました。
  • 「めぐろーる」でのグループワークを地域でしてみると、地域の防災力が高まるなと感じました。
  • 1日の食事(回数・量〕、摂っている水量、トイレの回数など、非日常になった時を想定すると準備しないといけないものがたくさんあると気付いた。


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