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大学生向けキャリア形成支援事業
「これから働き始めるあなたたちへ ~しあわせに働ける社会とは何か~」

更新日:2019/10/11

開催日時

9月27日(金)8:50~14:40

講師 竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学名誉教授) 他

本事業は地元大学等と連携し、普段ソーレの事業に参加する機会の少ない若い世代を対象に男女共同参画についての啓発を行うことを目的とし、共通教育科目「男女共同参画社会を考える」の時間を使い、これから就職に向けた活動を始める学生を対象に実施しました。
 1コマ目の竹信三恵子さんの講演では「これから働き始めるあなたたちへ ~しあわせに働ける社会とは何か~」をテーマに、ジャーナリストそして大学で教えた経験を基に、現在の日本の働き方について世界との対比を交えてわかりやすく話していただくと共に、労働基本法の大切さなどをお話いただきました。  2コマ目は県内でそれぞれ活躍されている3名の方から、ロールモデルとして自身の仕事への向き合い方・働き方について講演してもらいました。まず、ピアニストの鈴木琴栄さんからは、家庭と自分のやりたいこととの両立について、(株)サニーマート商品企画室室長の野町道子さんからは、女性の管理職としてのメリット・デメリットなどを含めた自身の働き方、仕事への考え方について、最後に公務員の小松和也さんからは男性育児休業を約1ヶ月取得して感じたことなどをお話しいただきました。学生たちはそれぞれの話を熱心に聞き、質問も寄せられていました。  昼食をはさんで3コマ目では、竹信さんを講師として「これからのキャリア形成について~働く上での疑問を考える~」をテーマに、6名ぐらいに分かれてグループワークを行いました。各グループごとに、午前中の講演を聞いて出てきた働く上での疑問をあげてもらい、最後に講師にその疑問について答えてもらいました。どのグループからも、沢山の質問が出たため時間の都合ですべてに回答はできず、時間を少しオーバーしつつも多くの質問に回答をしてもらうことができました。  最後に講師から、「例えるならば、社会に出てきれいな野原が広がっていると思ってもたくさんの落とし穴が隠れて存在している。それに落ちないように進んでいけたらいいけれど、落ちてしまうことだってある。しかしその時に、落とし穴があることを知っているかいないかでその人の今後の働き方や人生が大きく変わることがあるので、働く前にどのような制度があるのか知っておくことはとても大事である。知っていれば自分も這い上がれるし、周りの同僚や友人が落ちたときを助けてあげられる。」というお話と共に、エールを送っていただきました。

講座の様子


講座風景 講座風景 講座風景 講座風景 講座風景

参加者の感想

  • ジャーナリストの世界の中での過酷な状況を乗り越えて活躍してきた竹信さんのお話はとても自分のためになりました。私もそんなかっこいいキャリアウーマンになりたいです。
  • 女である自分にとって少しきつい話の内容ではありましたが、今までになかった単身の女性やシングルマザーについての話もあり、疑問に思っていた片親の大変さを知れてよかったです。自分がこれから社会に出て働き始めるうえでの心構えをする良い機会になりました。
  • 男性で育休を取得した方のお話を聞いて、育休を取ることの重要性に気が付いている男性もいることということを知ることができました。しかし職場の人間関係や給与といった問題にも向き合うべきだと思いました。
  • ある種、自分もバイアスにかかっていたのだと確認できた。法律などでただ0%か100%で考えるのではなく、個々の部分は成功、良くなっている等と考えることも重要だと学んだ。とにかく、会話だけでなくコミュニティを組んで仕組みを変えていくことが大切だと感じた。
  • 働くことが社会にとってどれほど大切なのかを講演を通して知ることができた。日本の育児休業は世界に比べて少し見直されるべき箇所がいくつもあると思った。家事は女性がすべきという間違った考えは早急に見直されるべきと思った。
  • 働く時間の講義なのに、長引いて昼休みが削られるのはおかしい。
  • 何で100時間(労働の残業)なの?と思った。それ決めた人はどうしてその時間にしたのと思った。詳しく残業について知らなかったけど、事件とか起きるのに何も変わっていないのではと思った。制度としてあり、普通に取れるはずの男性の育休は全然そうではない。「周りの協力のおかげ…」って当たり前に休んでもいいじゃないのと思った。
  • 日本の遅れを感じました。他国の動きなどを調べてみたいと思います。


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