この講座は、災害への備えはしたいけど、毎日の育児や、仕事・家事に追われ、なかなか取り組むことができない子育て世代を対象に、普段の生活にすぐに取り入れられる防災の知識を伝え、自分や家族の命を守るためにも、地域の防災活動へ参画することの必要性を感じてもらうことを目的に開催しました。

　やはり防災に対する関心は高いのか、当日は定員を上回る55名が参加、小さな子どもと一緒に参加したママやパパの姿も見られました。

　全国的に防災講座にひっぱりだこのあんどうりすさんからは、「普段使っていないものは災害時には使えない」と毎日持ち歩くバックに、必要最小限の防災グッズを入れ、それを日常的に活用するアイディアをスタートに、アプリを防災に活用する方法、アウトドアの知恵を応用するコツと、盛りだくさんの情報が参加者に伝えられ、必死にメモをとる参加者の姿が印象的でした。

　最後には、グッズや道具を揃えておくよりも、どう身を守るかという知恵や知識を持っておくこと、そしてそれを周りの人に伝えて、お互いに助け合える関係を日頃から作っておくことが大切とのメッセージがありました。

講座の様子

参加者の感想

• 最近の自然災害の多さに漠然と不安を感じていて、自分の子どもの命を守れるだろうかという危機感から参加しました。たくさんの情報があって勉強になりました。日常生活の中に取り入れることで、自分のものにしていきたいです。
• ２時間では足りないと思える内容でした。帰ったらすぐに実践しようと思います。
• すぐに使えて、ためになる、誰かに伝えたくなること満載でした。