家事のなかでも最も身近な料理を行うことで、男女の性別役割分業の意識改革と、家庭内における自立、ワーク・ライフ・バランスについて考えるきっかけとなるようにと企画した講座です。覚えた技を家庭でも活かせるようにどこでも手に入る食材と調味料を使うようにしました。
　参加人数は最終的に７人と少数でしたが、20代から70代までと年代は幅広く、遠くは中土佐町からも来ていただきました。ほとんどの方は初対面でしたが、みなさん笑顔で話も弾み、和気あいあいと調理を楽しんでいました。 　メニューは(1)オムライス(2)スープ(3)ミニサラダの３点。簡単なメニューですが調理過程に切る・刻む・焼く・炒める・茹でる・煮る・味付け等の基本が入っており、講師の説明も熱心に聞きながら真剣に取り組んでいました。普段なかなかプロの料理人に教わる機会がないため、調理のちょっとしたコツや技を教えてもらったことは興味深かったようです。 　だんだん調理室に美味しそうな香りが漂い始めると、お腹もすいてきて試食が待ち遠しくなり、いよいよ試食になると「美味しい！」と皆さん完食されました。自分たちで作った満足感を実感したのではないでしょうか。 　今後も料理を続けて実践されることを期待しています。

講座の様子

参加者の感想

• 普段一切料理をしないので、事前の野菜の水洗いや、切り方のコツを教えていただいたのが勉強になりました。ありがとうございました。とても美味しかったです。
• 自分でやる機会が多く、また丁寧に優しく教えていただき、充実した時間でした。
• 料理教室は初めての経験で、機会があればまた参加したいと思います。皆さんに声をかけていただき、楽しく講座を受けることができました。
• 満足だが、全工程を経験したい。（時間の都合で一部の作業を分業としたため）
• 和気あいあいで楽しくできた。料理が好きになりそう。
• 男の料理、おもしろい！　美味でした。